2015年まとめの感想
2015-12-28 Mon 13:15
前回記事の感想。
ブログで触れなかったものについて主に書きます。長いです。
<本>
・『対談 中国を考える』(文春文庫、司馬遼太郎、陳舜臣)
この文庫自体は2013年に出されたものらしいが、元の対談は1978年のもの。
中国情勢が現在と違いすぎて、「この頃の中国は夢があったんだなあ」と遠い目をせずにいられない。
司馬遼太郎は言わずもがなの歴史小説の大家。陳舜臣は中国史研究の大家(国籍は中国人だが生まれも育ちも日本)。
前半は古代~近世の中国史に関する対談で、非常に面白い。著者二人の名前を見た時点で確信した、期待通りの面白さ。
しかし中盤以降が近代中国の話になってしまい、あまり興味がないので、読み終えていない。

・『未来は、えらべる!』(VOICE新書、バシャール、本田建)
ジャンルとしてはオカルトなので、馬鹿正直に記事に書かなくてもいいような気がするけど。読んだので書き残しておく。
えーと、「バシャール」で検索してもらえるのが一番手っ取り早いですけど、簡単に言うと
「近いうちに宇宙人が来て、地球の未来はより素晴らしいものになる」みたいな話をするコミュニティの本です。
宇宙人云々はさておき、楽しく毎日を過ごすために「心がけた方がよいこと」というのはいくつかありまして。
そういうものについて、改めて考え直させる効果は確実にある本です。生きるのが辛い人は読むといいかもしれない。
しかし、宇宙人云々を心底信じて、バシャールに心酔するレベルまで行くかどうかには個人差がありますよ、っと。

・『鬼談百景』(角川文庫、小野不由美)
文庫本で2~4ページ程度の、ショートショートの怪談がひたすら続く本。読み終わってません。
短さ、怖さのレベル、どちらも2chの怪談まとめに近いものがあります。
本気でビビらせるほどじゃない、嘘くささとリアリティがちょうどよい絶妙な怖さ。
ただ2chの怪談は、怖がらせようとする著者の意図が見え隠れする嘘くさい要素がたまに出てくることがありますが、
こちらはプロの作品なので、その手のツッコミどころがありません。ずーーーっと絶妙に怖い。
まあ、読み進めるのに時間かかりますわ。
ところで小野先生、十二国記の新刊ずっと待ってるんで、来年こそ出てほしいです。お願いします。

・『ウォーリーをさがせ』
ウォーリーは簡単に見つかるんだけど、「これも探してみよう」みたいな追加要素で結構見つからないのが多い。
眺めているだけでとても楽しい本なので、これからもちょっとずつ攻略していこうと思っています。

<漫画>
・『スティーブズ』(ビッグコミックス、うめ、松永肇一)
この本が出た経緯はちょっと特殊らしいんですが、詳しくは知りません。ググればいい話だけど。
話の内容は、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックのアップル創業者2人を軸に、当時のマイコン業界を描いたもの。
ジョブズの頭のおかしさとウォズの天才エンジニアっぷりが伝わる(※どちらも経営者には絶望的に向いていない)、非常に面白い漫画です。パソコン史に興味がある人や、パソコン業界に関わる人なら必読。
ちなみに本屋に行くと、ヤマザキマリの漫画『スティーブ・ジョブズ』と並べて置かれていることが多いです。紛らわしいので注意。

・『黒博物館 ゴースト アンド レディ』(モーニングKC、藤田和日郎)
前作の『スプリンガルド』を読んでいないのですが、『ゴーストアンドレディ』単体で完結しているのでこれだけ読んでも問題ない、という勧めで読みました。非常に面白かったです。
話の内容は、のちに「クリミアの天使」と呼ばれることになる従軍看護婦・ナイチンゲールの活躍を追ったもの。
史実に忠実な部分と、漫画的な要素が融合した素晴らしいエンタメ作品。
随所にゴースト同士のバトルが挟まりますが、ナイチンゲールを描くストーリーラインにきちんと沿ったものになっています。
バトル漫画でもあり歴史漫画でもある、中高生にもオススメしたい2冊!(上下巻で完結)

・『ダンジョン飯』(ビームコミックス、久井諒子)
「このマンガがすごい!」に選ばれている作品です。評判に違わず、面白い!
ファンタジー世界での料理を題材にした漫画は結構あると思いますし(週ジャンの『トリコ』とか)、現代が舞台の料理漫画も表現が振り切れちゃってファンタジー入ってるものが多いですが、
真っ向から「ハイファンタジーの世界の食事」を描いた作品は今までになかったと思います。
まず、料理に不可欠な「リアリティ」を持たせるうえで、作者がハイファンタジーに相当造詣が深くないと描けないですしね。
(ハイファンタジー=中世ヨーロッパ的な王道ファンタジー世界。本では『指輪物語』、ゲームでは『ウィザードリィ』など)
性別・年齢問わずオススメできる素晴らしい良書ですが、特に中高生の頃ファンタジーが題材のジュニア小説(『ロードス島戦記』とか)を読んできた世代にはガツンと来るものがあると思います。
私はロードス島世代ではないし未読ですが、その系譜のジュニア小説はチラホラ読んでいたので、やはりガツンと来ました。

・『宇宙警察ミーティアわんわん』(電撃コミックスEX、古賀亮一)
『テンジカーズ』『シノブ伝』『ゲノム』などで知られる古賀亮一が、現在「電撃だいおうじ」という萌え4コマ雑誌で連載しているショートギャグ漫画。4コマではない。
安定の古賀節というか、古賀亮一漫画が好きな人なら絶対買うべき。期待を裏切らないクオリティ。

・『僕はお姫様になれない』(若林稔弥)
・『あやかしぃのに』(乃花タツ)
・『明日の今日子さん』(いわさきまさかず)
上記3作はコミックスは買ってません。連載中のものを通して読んでいただけ。
「僕姫」はジェンダーがトランスしてるラブコメ。絵も好みだし面白いです。
「あやかし~」は、作者が女性ならではだなぁ、と思える描写がチラホラ見られるところが良いです(おそらく男性読者は気付けないと思う)。萌え4コマだけど女性にもオススメ。なめ子かわいい。
「今日子さん」は、作者の柏市(千葉県の地名)への愛情がビンビン伝わってくるローカルネタ満載のギャグ漫画。柏市民は全員買うといいと思う。柏に馴染みが深い常磐線ユーザーもついでに買おう。

<映画>
・花宵道中
去年原作小説を読んだものを、ふと思い立って映画も見てみた。iTunesでレンタル。
朝霧の話しか映像化してなかったけど、妹女郎が既に成人してたり、霧里(姉女郎)関連が削除されてるので半次郎が追われることになる経緯が全然違ったり、原作と違う点が若干アリ。
ざっくり言うと、原作の読後のイヤ~~な気持ちになる部分を全部切り捨てて、「安達祐実が花魁をやる」という売りをブレさせない、1本の恋愛映画として完結させたものでした。
原作はあの胸糞悪いリアルさ・凄みが素晴らしかったんですけどね。まあ、1本の映画にするには情報量が多すぎて不要です。

・スターウォーズ エピソード4 新たなる希望
初めて見ました。面白かったです。こりゃ全世界が熱狂するわけだ。公開が1978年っていうのが衝撃すぎる。
私は『伝説のオウガバトル』『タクティクスオウガ』などの松野泰己氏が手掛けたゲームが大好きですが、
松野氏もスターウォーズの大ファンでして。
『伝説~』なんか1作目なのに「オウガバトルサーガ エピソード5」って書いてありますけど、
そういったオマージュだけでなく、「ストーリーもスタウォーズに影響されているのでは?」と思って見たころ、思い当たる描写が多すぎて・・・。
私は未プレイなのですが、とくにFF12がスターウォーズそのものらしいですね。うわーショック。
スターウォーズサーガ、今まで全く興味がなかったのですが、いきなり興味が湧いてきました。
現在金曜ロードSHOWで継続放映中ですが、いつかまとめてちゃんと見たいです。
(※録画機能は裏でやっている「うしおととら」に占領されて使用できない)

<ゲーム>
今更あえて書くことなくない?

あと今初めて「アニメ」の項目がないことに気付いた。
でも「怪盗ジョーカー」くらいしか張り付いてちゃんと見たやつないし・・・
あっ、プリキュアと仮面ライダーもあったか。一応ジョジョも。
でもそのへんは感想書いた記事が過去にあるんで、今からなんか書く気も起きないし・・・

あ、ゲームといえば「自分ではプレイしてないけど動画配信で他人のプレイを見た」ゲームが結構な数あることを忘れてた。
・・・まとめようとかと思ったけど、めんどくさすぎるのでやめます。
「オープニングからエンディングまで見てない」「ちょっとだけ見た」ゲームが多すぎる。
アニメも同様。通して全部見た作品がほとんどないです。

年内に気が向いたらまとめます。
スポンサーサイト
別窓 | 書籍/漫画/ゲーム/映画/etc | top↑
| いつかこの人生にYESと言おう |