討鬼傳一章~帰還
2015-01-14 Wed 08:13


初陣でミタマを宿したのは君が初めてだ


君が“鬼”から解放したのが、
誰のミタマか分かるか?
(源未来/源頼光/分からない)


(源頼光)
源頼光……。
平安の時代に“鬼”を討った英雄だな


君に相応しいミタマだ


モノノフは歴史の影法師。
人知れず“鬼”を討つ影の存在


ミタマと魂を結び、
異能の力を振るう者


君は、その一人となった


覚悟しておくことだ。
これから忙しくなる


さあ……お頭に報告に行くぞ。
戦果は上々、とな

---


……戻ったか


お帰りなさい!
無事のご帰還、何よりです


ただいま、木綿


お頭、“鬼”は全て片づけました


御役目、ご苦労だった


……新入りにしてはいい腕だ


“鬼”の襲撃に脅え、
死と隣り合わせに戦い続ける


それが俺たちの現実だ、陽子


“鬼”がどこから現れ、何故人を襲うのか


それは誰にも分からん


だが、戦わねば人の世は滅びる


たとえそれが果てなき戦だとしても


生きて戦い抜け、陽子
(言われるまでもない/了解/自信が……)


(言われるまでもない)
フ……それでいい


戦果は十分。
モノノフとしての腕に不足はない


陽子。
お前を正式にモノノフとして迎える


任務に励み己を磨け。
“鬼”との戦に勝つために


それと……


……どうやらミタマを宿したようだな
(源頼光だ/どうして分かる)


(源頼光だ)
ほう……奇しき縁というものだな


お前の中には、今二つの魂がある


一つはお前自身の魂


そしてもう一つは、
お前が“鬼”から解放した英雄の魂だ


俺たちはミタマと呼んでいる


樒(しきみ)に会ってくることだ


ミタマの扱い方を教えてくれるだろう


樒さんなら、広場の祭祀堂にいらっしゃいますよ


ではお頭、私はこれで


ああ、ご苦労だった


そうだ、たたら殿と秋水(しゅうすい)にも
挨拶してくるといい


たたら殿は我らの武器を鍛えてくれる方だ。
秋水は、情報分析官といったところだな


よろしく伝えておいてくれ
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